【H28.1.28】農地法等改正に関する研修会(農地転用諮問変更等の対応)を開催しました

平成28年4月1日から施行する改正される農地法では、農地転用諮問手続きが変更されることから、その対応について市町村農業委員会事務局担当者を対象に研修会を開催しました。

≪研修のポイント≫
① これまで県が農業会議に対して農地転用の諮問をしていたが、4/1以降は農業委員会があらかじめ農業会議の意見を聞き県に申請書を提出
 ➣ 農地転用手続き事務の流れを検討、確認し、県内農業委員会で共有
② 農業会議に意見を聴く案件は、30aを超える転用案件は義務化されているが、義務化されていない30a以下の転用案件の意見聴取の対応
 ➣ 考え方、方向性を県内農業委員会で共有
③ 権限委譲市の取り扱い
 ➣ 県内4市の対応の共有

以上について、意見等を聞き、今後開催される事務局長研修会、会長研修会で合意を図り、4月1日施行に向けて対応することとしました。

1農地転用諮問の変更の概略

1農地転用諮問の変更の概略

【H28.1.7~1.25】女性農業委員登用促進に向けた要請活動を行ないました

岩手県農業会議、岩手県女性農業委員ポラーノの会では、女性農業委員の登用促進を図るため、4月1日に新体制に移行する県内7市町の市町長及び市町議会議長へ要請活動を行っていましたが、残りの3市町(山田町、久慈市、二戸市)を訪問しました。
 市町長及び議長からは、女性の登用に積極的なお話をいただきましたが、地域からの推薦、公募に対して応募するよう、農業会議、ポラーノの会(会長:松本良子岩手町農業委員会会長)としても働きかけをお願いしたいとのコメントをいただきました。

【佐藤山田町長(左から2人目)に対して要請書を手交する佐々木ポラーノの会副会長(右から2人目:遠野市農業委員会)と廣澤理事(右側:大船渡市農業委員会)、左は木村山田町農業委員会会長】
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【昆山田町議会議長(左から2人目)に対して要請書を手交】
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【要請書の手交  右から安藤ポラーノの会副会長(二戸市農業委員会)、遠藤久慈市長、中平久慈市議会議長、野崎理事(普代村農業委員会)、宇部久慈市農業委員会会長】
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【要請書の手交  右から安藤ポラーノの会副会長(二戸市農業委員会)、藤原二戸市長、松本ポラーノの会会長(岩手町農業委員会)、奥二戸市農業委員会会長】
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【要請書の手交  右から安藤ポラーノの会副会長(二戸市農業委員会)、菅原二戸市議会議長、松本ポラーノの会会長(岩手町農業委員会)、奥二戸市農業委員会会長】
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【H28.1.18~19】女性農業委員研修会を開催しました

 本県において、全ての農業委員会において女性農業委員が誕生し、女性委員登用の取り組みは着実に成果をあげてきたところであり、今後とも、積極的に男女共同参画の推進の観点から、女性の活躍の場として農業委員の活動が必要とされているが、平成28年4月から施行される改正農業委員会法では、委員選任の手続きが公選制から市町村長による任命制へ変更され、多くの農業委員会で委員の定数が削減される見通しとなっていることから、女性農業者の登用に向けた環境を整えるとともに、女性ならではの視点と感性を活かした取り組みを進めるため研修会を開催しました。
 講師として、女性の会社役員として活躍している岩手県中小企業家同友会代表理事で、いわて女性の活躍促進連携会議の副会長である「吉田ひさ子」さまをお呼びして、「誰もが地域の中で幸せに生き合うために」をテーマに講演いただきました。
 また、女性農業委員の登用促進に向けてグループ討議を行ない、女性が農業委員としてやるべきこと、自覚などを再認識しました。
 参加者からは、女性の視点、感性を活かした活動の活性化が必要、本来の男女平等を考え女性を優遇することのないよう力のある女性を育成して行く必要があるなどの意見があった。

【岩手県中小企業家同友会代表理事 吉田ひさ子 様】
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【気仙地方の女性農業委員の取組事例を発表する 大船渡市農業委員会の廣澤委員】
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【遠野地域の女性農業委員の取組事例を発表する 遠野市農業委員会の佐々木委員(ポラーノの会副会長)】
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【胆江地域の女性農業委員の取組事例を発表する 奥州市農業委員会の星委員】
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【研修会報告を行なう女性農業委員登用促進アドバイザー 小森委員(滝沢市農業委員会)】
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【グループ検討の状況】
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【H28.1.15】臨時総会を開催し、組織変更計画が決議されました

 平成28年1月15日、ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングで、臨時総会を開催しました。
 この総会では、平成27年9月4日の「農業協同組合法等の一部を改正する等の法律」の公布に伴い、本会が、平成28年4月1日に認可法人から一般社団法人に組織変更するための「岩手県農業会議組織変更計画(案)」の承認について審議され、満場一致で決議されました。
 今後、債権債務の公告・債権者への催告を行ない、岩手県知事に対して農業委員会ネットワーク機構の申請、岩手県知事から指定を受けるための手続きを行ないます。

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【H28.1.7~】女性農業委員登用促進に向けた要請活動を行なっています

 本県では、県内全農業委員会で女性農業委員が登用され、現在84名(県内全農業委員746名)の女性農業委員が女性ならではの感性と視点を活かした活動を展開しています。
 改正農業委員会法が来年4月1日に施行されることに伴い、農業委員の選任手続きが公選制から市町村長が議会の同意を得て任命する制度に変更されますが、同改正法では、任命にあたっては、「委員の年齢、性別等に著しい偏りが生じないように配慮しなければならない」と規定されています。
 岩手県農業会議、岩手県女性農業委員ポラーノの会では、女性農業委員の登用促進を図るため、4月1日に新体制に移行する県内7市町の市町長及び市町議会議長へ要請活動を行なっています。
 これまで、4市町を訪問し、要請活動をしましたが、市町長及び議長からは、農業委員定数の4割は女性を登用する目標があるので、ぜひ、女性が地域からの推薦、公募に対して応募するよう、農業会議、ポラーノの会(会長:松本良子岩手町農業委員会会長)としても働きかけをお願いしたいとのコメントなどをいただきました。
 今後、1月25日までに7市町全ての市町長及び市町議会議長への要請活動を行なう予定です。

(写真1)野田釜石市長に対して要望書を手交するポラーノの会廣澤理事
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(写真2)佐々木釜石市議会議長への要請書手交
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(写真3、4)山本軽米町長、藤川副町長、松浦軽米町議会議長に対して要請活動するポラーノの会松本会長、安藤副会長
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(写真5)及川北上市副市長(写真右)に対して要請内容を説明する松本会長(写真中央)、小森理事(写真左)
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(写真6)髙橋北上市議会議長への要請書の手交
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(写真7)細井西和賀町長(写真右から2人目)、深澤西和賀町議会議長(写真右)に対して要請書を手交する松本会長(写真左から2人目)
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