【新規就農】「農の雇用事業」平成27年度第3回募集採択経営体事業説明・研修会を開催しました(8月25日)

085「農の雇用事業」の平成27年度第3回募集で採択された経営体および研修生を対象とした「事業説明・研修会」を、8月25日に、「エスポワールいわて」を会場に、開催しました。
当日は、6経営体(経営主または研修責任者・経理担当者)と研修生の計12名が参加しました。
CIMG5436始めに、「説明『農の雇用事業』の実施と注意点」について、本会議の諏訪正義就農相談員から経営体および研修生の双方に対して、周知が必要な事項について、説明をしました。
091引き続き、「研修1『岩手県の新規就農対策について』」として、岩手県農林水産部農業普及技術課の門間剛主査にお話をして頂きました。岩手県の「農業の課題」、「新規就農者の現状」、「新規就農の支援体制・支援制度」などについて、資料に基づいて、その概要を説明して頂きました。
CIMG5448次の研修2、研修3は経営体と研修生に分かれて、研修を行いました。
「研修2『農の雇用事業のねらいと事業実施の留意点」については、本会議の諏訪就農相談員が、経営体として特に、留意が必要な点を中心に、具体的に説明しました。
CIMG5443研修3では、『農業を仕事にする~農業の面白さ~』と題して、有限会社かさい農産の葛西信昭代表取締役会長から、研修生に対してお話をして頂きました。
岩手県一関市川崎町にある「有限会社かさい農産」は、『農でつながる 農で輝く 共生社会の実現』をモットーに、GROBALGAP、JGAPによる農業管理を行い、こだわり土づくり・野菜づくりに取り組む、ユニークな会社です。(詳しくはホームページ⇒http://kasainousan.com/
創業者でもある葛西会長は、農業者としての広い視点から、研修生に対して、熱いメッセージが送られました。同行されていた同社の管理部長(女性。新規就農5年で取締役に就任。途中、その経験や農業への想いを話して頂きました)によれば、今までにない、熱の入った話だったとのことで、研修生一同、本当に熱心に、葛西会長の話に聞き入っていました。

【H27.9.8】新任農業委員(第2回)研修会を開催しました

 新任の農業委員等を対象として、日常の活動を進めるうえで重要かつ基本的事項を理解し、農業者の期待に応えうる必要な事項を習得するため研修会を開催しました。
 平成27年5月から平成27年8月までの選挙で選任された新任農業委員及びこれまで新任農業委員研修を受けたことのない農業委員、新任農業委員会職員等を対象に88名が参加。
 研修は、農業委員会制度、農地制度、農地中間管理事業、遊休農地対策など盛りだくさんの内容でしたが、岩手県農業会議の副会長で一関市農業委員会 伊藤公夫会長の講話は、体験談だったので、皆さん真剣な眼差しで聞いていました。
 研修会終了後、新任の女性農業委員は、「覚えることはたくさんあるが、伊藤会長の講話は、体験談なのでいちばん頭に入った。農業委員の自覚をもって職責を果たしたい」と語っていました。

新任農業委員研修会

【H27.9.2】気仙地区女性農業委員研修会に参加しました

 岩手県女性農業委員ポラーノの会(松本良子岩手町農委会会長)では、平成27年度から、女性農業委員の活動を強化するために、地域課題を踏まえた情報共有や女性農業者等との意見交換会の開催など地区別に活動することとしており、その際に必要経費の一部をポラーノの会で助成することとしています。
 今回、ポラーノの会大船渡地区(廣澤恵美理事 大船渡市農業委員)が主催、気仙地方農政連絡会(吉田信一住田町農委会長)の後援で開催された、第1回気仙地区女性農業委員研修会に講師として参加しました。
 研修会では、農地転用許可に係る演習問題を行ないましたが、農地制度について、女性農業委員のレベルの高さに驚きました。
 県内各地で、女性農業委員の積極的な活動が、随時行なわれています。

H27.9.2 気仙地区女性農業委員研修会画像

[H27.8.25] 平成27年度東北地区稲作経営者現地研究会を開催しました

平成27年8月25~26日に、ホテル志戸平において、岩手県認定農業者組織連絡協議会稲作部会と岩手県農業会議が主催(各県持ち回り)し、平成27年度東北地区稲作経営者現地研究会を開催しました。
東北6県から大規模稲作経営者など約100名が参加しました。
会場は協賛企業の展示ブースも設けられ、協賛企業とも活発な意見交換がなされました。
来賓の豊田東北農政局長はじめ、岩手県農林水産部工藤技監、全国稲作経営者会議大越会長からもご祝辞を賜りました。
また、奥州地域センター、東北農研センターから、今年3月に策定した新たな「食料・農業・農村基本計画」や、稲作の生産コスト低減のための最新技術について、講演いただきました。
さらに、平成26年度日本農業賞を受賞しました(有)ファーム菅久の菅原代表から事例発表いただき、初日の研修会の最後は、有馬稲作部会長から大会宣言(案)の提案があり、参加者から満場の賛意をいただき、我が国の食料供給基地の牽引者として、東北の輝かしい未来実現に向け、貢献していくことを誓いました。
2日目は、㈱西部開発農産、(有)盛川農場を視察しました。
なお、研修会の冒頭に、東北地区の稲作経営者会議の功労者等の表彰式を行ない、8名の方々受賞されました。

【研修会内容】
1 東北地区稲作経営者会議功労者表彰
2 講演
  ア 新たな「食料・農業・農村基本計画」について
   <東北農政局奥州地域センター 須田清 次長>
  イ 生産コスト低減のための最新技術について
   <農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター 持田秀之 上席研究員>
3 事例発表(平成26年度日本農業賞受賞)
   ファーム菅久の歩みとこれから(仮題)
   <有限会社 ファーム菅久 菅原久耕 代表取締役社長>
4 大会宣言
5 現地視察
 (1) ㈱西部開発農産(北上市)
 (2) (有)盛川農場(花巻市)

H27.8.25-26 平成27年度東北地区稲作経営者現地研究会
03 大会宣言

7月15日の「農地の日」をPRするため、のぼり旗を掲揚しました。

7月15日は、岩手県農業会議と市町村農業委員会が設定した「農地の日」です。この日を中心に、農地を基盤として農業が果たしている役割や機能について、児童生徒から大人まで広く県民の方々の理解を深めるため、市町村農業委員会が創意工夫を凝らした多彩な活動を全県一斉に展開します。
農業会議では、「農地の日」をPRするため、7月1日に盛岡市第2産業会館正面において、佐々木和博会長と全職員が出席し、「のぼり旗」の掲揚を行いました。「農地の日」の「のぼり旗」は、7月17日まで掲げます。

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