【H27.11.6】平成27年度岩手県農業委員大会を開催しました

 県内の農業委員等が一堂に会し「東日本大震災のからの復興と農政改革の推進」を大会テーマに、組織の総力を挙げて取り組む意志の結集を図る機会として開催しました。
 大会では、3名の農政功労者、2名の農事功労者の表彰、農業委員会等活動の表彰(活動記録、農業者年金、全国農業新聞)を行ない、国が本年3月に見直した「食料・農業・農村基本計画」に対する農業施策の充実に関する要請決議、農業委員会制度発足以来60年ぶりの大変革を迎えるにあたっての今後の活動の基本方針、先般、大筋合意に至ったTPP協定交渉にかかる特別要請などを決議し、大会宣言、参加者のがんばろう三唱で、新たな時代の農業委員会の活動に「自信と誇り」「やる気」「情熱」をもって取り組む意志の結集を図りました。
 また、東京農工大学の淵野雄二郎名誉教授から、「これからの農業委員と農業委員会のあり方」について、ご講演・ご指導いただきました。
 大会終了後は、決議した「農業施策の充実に関する要請」を岩手県、岩手県議会議長に対して、要請活動を行ないました。
 12月2日には、岩手県選出国会議員に対しても要請活動を行なうこととしています。

大会全景

農政・農事功労者受賞者の皆さん

会長あいさつ

農林水産部長あいさつ

県議会議長あいさつ

JA岩手県中央会副会長あいさつ

がんばろう三唱

淵野名誉教授講演

【H27.10.27】岩手県女性農業委員ポラーノの会地区懇談会「奥州・金ケ崎地域女性農業者おしゃべり会」が開催されました

 「奥州・金ケ崎地域女性農業者おしゃべり会」が奥州市内で開催されました。
 おしゃべり会は、岩手県女性農業委員ポラーノの会(会長 松本良子岩手町農委会長 会員84名)が地区毎懇談会の一環として、農業に携わる女性が日々感じていることをざっくばらんに話し合い、今後の委員活動に役立てることを目的に奥州市と金ケ崎町の女性農業委員が中心となり開催したもの。両市町の女性農業委員、農業者、県関係者、ポラーノの会事務局の農業会議など33名が参加しました。
 「子育てや家事、介護など家族のこと」「農業政策や農業委員に期待すること」をテーマに3つのグループに分かれた意見交換では、「女性が責任を持って仕事ができる」「夫が後押しをしてくれる」といった家族経営協定のメリットや、ワーキングホリデーを活用して学生への農業理解の促進が図られた事例などの今後の活動に参考になる意見が出されました。
 奥州市水沢区から参加し、家族で大規模稲作を営む女性農業者は「農業委員主催で難しい会かと思ったが、和気あいあいと子育てや雇用問題のことなども含めて話すことができ良かった」と話していました。
 おしゃべり会を主催した奥州市の農業委員の星洋子委員は「女性農業者の悩みを聞いて、家族経営協定の重要性を再認識した。次回からは、「おしゃべり」だけでなく、行政庁へ女性の意見を農業政策に提案していきたい」と今後の活動に意欲を見せていました。

DSC_1135

DSC_1148

DSC_1151

DSC_1187

【H27.10.15】改正農業委員会法等にかかる研修会(会長、事務局長対象)を開催しました

 9月4日に改正農業委員会等に関する法律の公布、関係政省令案が提示されたことから、政省令等の詳細な説明や、岩手県農業会議の組織変更計画の概要、市町村農業委員会の対応等について、市町村農業委員会会長及び事務局長を対象に研修会を開催しました。
研修会では、公務多忙のところ、農林水産省山口英彰審議官が出席し、改正農業委員会法及び政省令等を説明していただきました。
市町村農業委員会会長、事務局長から質問・意見等が出され、岩手県農業会議では、いただいた意見等を参考にしながら、本会の組織変更計画の策定に向けた詰めの作業をしていくこととしています。
 また、10月20日(火)には、平成28年4月1日から改正法が該当する7市町村農業委員会を対象に、農業委員や推進委員の定数の考え方、条例、規則等の改正などについて、共有、意見交換をすることとしています。

≪改正農業委員会法等にかかる研修会の内容≫
○ 改正農業委員会法及び政省令について(農林水産省 山口審議官)
○ 岩手県農業会議の組織変更について
○ 市町村農業委員会の当面の対応等について
○ 農地法等改正に伴う農地転用諮問の変更について

(画像)改正農業委員会法等にかかる研修会

【H27.9.30、10.1、10.5】 農業委員ブロック別(県南、沿岸、県北)研修会を開催しました

 農業委員会系統組織は、改正される関連法に沿って、新たな組織体制を整備し、農業・農村の発展に向けた取り組みの充実・強化を図りながら、その責務と役割を十分に果たしていく必要があることから、関連法を始め、農業委員会の役割等に関する理解を深めるとともに、県内3地域ブロック(県南、沿岸、県北)における実践活動事例を共有し、農業委員会活動の充実を図るため開催しました。

1 開催日等
(1)県南ブロック 平成27年9月30 日 「ホテルシティプラザ北上」
   <参集範囲> 花巻市、北上市、遠野市、一関市、奥州市、西和賀町、金ケ崎町、平泉町の農業委員会
(2)沿岸ブロック 平成27年101日  「陸中ビル」(宮古市)
   <参集範囲>宮古市、大船渡市、久慈市、陸前高田市、釜石市、住田町、大槌町、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村、野田村、洋野町の農業委員会    
(3)県北ブロック 平成27年10月5日 「いわて県民情報交流センター(アイーナ)」(盛岡市)
   <参集範囲> 盛岡市、二戸市、八幡平市、滝沢市、 雫石町、葛巻町、岩手町、紫波町、矢巾町、軽米町、九戸村、一戸町の農業委員会

2 研修内容・日程
(1)農業委員会を巡る情勢と情報事業の推進について  
(2)改正農業委員会法について  
(3)改正農地法について
(4)農地中間管理事業について
(5)遊休農地対策と農地台帳・地図の公表について
(6)「農地の日」の取り組み結果について
(7)活動記録カード・年度総括について   
(8)事例発表

3 事例発表テーマ及び発表農業委員会
(1)県南ブロック
  ① 利用意向調査及びその後の措置について (一関市農業委員会)
  ② 全国農業新聞普及の取り組みについて (遠野市農業委員会)  
  ③ 女性農業委員の活動について (奥州市農業委員会)
(2)沿岸ブロック
  ① 利用意向調査等について (大船渡市農業委員会)
  ② 遊休農地解消の取り組みについて (久慈市農業委員会)
  ③ 女性農業委員の活動について (陸前高田市農業委員会)
(3)県北ブロック
  ① 利用意向調査及びその後の措置について (二戸市農業委員会)
  ② 農地利用集積等の取り組みについて (紫波町農業委員会)
  ③ 女性農業委員の活動について(岩手町農業委員会)

【9.30-10.5】農業委員会ブロック別研修会

【新規就農】「農の雇用事業」の研修生に対する研修会を開催しました(9月17日)

CIMG5727「農の雇用事業」では、研修生の資質向上やモチベーション維持のための研修を実施しています。
今回は、平成27年度第2回募集(研修開始:6月)及び第3回募集(研修開始:8月)で採択となった研修生27名を対象に、栽培・飼養・販売の技術的な内容に係る研修を実施しました。また、「農の雇用事業」では、「日本農業技術検定」の受験を義務づけられていることから、この研修会は、その受験指導も兼ねて実施しているものです。
当日は、25名(うち日本農業技術検定2級取得者4名、3級取得者3名)が出席し、午前10時から午後4時までのハードな研修に、熱心に取り組んで頂きました。

CIMG5735始めに、岩手県立盛岡農業高等学校農場長の千葉久先生に、『農業の基礎知識』と題して、「日本農業技術検定 傾向と対策 100問」(全国農業高等学校長協会=編)をテキストに、講義して頂きました。2時間という限られた時間の中で、取り組み作目等が異なる研修生を対象に、丁寧に、お話をして頂きましたが、研修生の多くから、分かりやすい講義だったと好評でした。これから、農業技術検定を受験する初心者だけでなく、2級、3級資格を既に取得している研修生全員からも、非常に参考になったという声が聞けました。実際に農業の現場に入った上で、このような初歩的な学習をすることが、資質向上やモチベーション維持に、効果があるものだという確信を得て様な気がします。

CIMG5743午後に行われた二つの講義は、いずれも岩手県の農業の現状をベースにしたホットな内容であり、最前線にいる岩手県農林水産部の担当職員に講師をお願いしました。
一つ目は、岩手県農林水産部流通課の高橋真博主任主査に、「岩手県の農畜産物流通の現状と課題」と題して、講義をして頂きました。岩手県における米・野菜・りんご・りんどう・肉牛・生乳・肉豚・ブロイラー・鶏卵の出荷の状況、輸出の状況などの具体的なデータを示しながら、流通・販売の現状と課題、これからの対応について、話して頂きました。研修生にとっては、普段、目にすることの少ないデータをもとにした話は、非常に興味をひいたようでした。

CIMG5751最後に、岩手県中央農業改良普及センター県域普及グループの高橋正樹主査農業普及員に、「農業生産力を高める土づくり」について講義して頂きました。
岩手県内の耕地土壌の養分の実態、土づくりの意義や土壌管理の方法、養分の過剰や欠乏への対応方法など、土壌肥料の基礎から応用まで、幅広い内容について、話をしていただきました。土壌肥料の用語など、初めて耳にする内容もあり、研修生の皆さんには少し難しい内容だったと思われますが、オリジナルの工夫された資料には、専門的な用語の解説なども付けていただき、ほとんどの研修生からは、参考になったという声を聴くことができました。