10月28日刊行 女性が活躍する農業委員会 -新制度のもとでの女性登用拡大-

《全国農業図書ブックレット No.10》
28-45
女性農業委員は各地の農業委員会活動の活性化に大きなインパクトを与えてきました。改正農業委員会制度の下でも、女性登用の拡大による男女共同参画推進の一層の強化が不可欠です。今年3月開催の「第12回女性農業委員活動推進シンポジウム」での新制度に基づく女性委員選出現場の動きを反映したパネル討議を、当日のコーディネーターで男女共同参画の権威・五條氏に編集いただきました。“新制度のもとでの女性登用拡大”の取り組みにむけて有用な一冊です。
- 主な内容 (組織・役職名は開催日時点) -
■問題提起、■活動報告、■パネルトーク、
■質疑応答・討議、■取りまとめ(討論・全体)
(コーディネーター)五條満義氏(東京農業大学准教授)
(パネラー)青木朱美氏(群馬県・前橋市農業委員)
      池田喜久子氏(滋賀県・東近江市農業委員)
(助言者)佐藤一絵氏(農林水産省経営局就農・女性課女性活躍推進室)

申込図書コード28-45 A5判・51頁・ 定価500円 税込み・送料実費

お申し込みは(一社)岩手県農業会議へ FAX019-629-9210
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【H28.11.10】 「農業施策の充実に関する要請」を岩手県及び岩手県議会に実施

農業会議 佐々木和博会長は、藤原一夫副会長、伊藤公夫副会長とともに、11月10日に開催した平成28年度岩手県農業委員会大会で決議した「農業施策の充実に関する要請」を、大会終了後、県と県議会に要請しました。

農地利用最適化の推進の仕組みづくり、農地中間管理事業よる農地集積・集約化の促進、野生鳥獣害被害防止対策の充実強化、農業委員会組織に対する支援、東日本大震災津波被災地における集落営農法人等新たな農業が展開への支援、稲わら、牧草、ほだ木など高濃度汚染物質の処分を早期実施、台風10号被災農業者の営農再開意欲を減退させない対策実施など、を要請しました。

これに対し、紺野由夫県農林水産部長は、「農地利用の最適化の推進、担い手への農地の集積・集約化は、仕組みづくりとともに、どう連携するかが重要だ。農業委員会組織、農地中間管理機構とともに進めていきたい」と述べました。

また、田村誠県議会議長は、「野生鳥獣害被害防止対策の充実強化、東日本大震災津波及び台風10号大雨等災害からの復旧復興に関する事項など、要請内容はよく理解している。皆さんと一緒に実現に向け頑張って行きたい」と述べました。

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佐々木会長(写真左)と紺野県農林水産部長(写真右)


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佐々木会長(写真左から2番目)と田村県議会議長(写真中央)、藤原副会長(写真右から2番目)、伊藤副会長(写真右)、山田専務理事(写真左)


【H28.11.10】平成28年度岩手県農業委員会大会を開催しました

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 11月10日都南文化会館において、平成28年度岩手県農業委員会大会を開催しました。農業委員及び農地利用最適化推進委員が地域農業の牽引役としての自覚を持ち、「農業・農村の持続的な発展、更には東日本大震災津波からの復興完遂の取り組みを通じて農業者・県民の期待に応えていく」という責務と役割を強く認識するとともに、「農地等利用最適化を推進するための現場の声の施策への反映」に向けた意思を結集する機会として、開催したもので今年から「農業委員会大会」という名称としています。
 大会では、2名の農政功労者、1名の農事功労者を表彰するとともに、永年勤続農業委員表彰、農業委員会等活動表彰(活動記録、農業者年金、全国農業新聞)を行いました。
 また、農業施策の充実に関する要請決議、新しい農業委員会体制の強化に関する申し合わせ決議、農業委員会活動の強化に関する申し合わせ決議の3つの議案を決議し、大会宣言、がんばろう三唱で締めくくりました。
 大会後の特別講演では、早稲田大学法学学術院・法学部長 楜澤 能生氏から、「戦後農地法制の理念と農業委員会の役割」について、ご講演いただきました。
 なお、大会終了後は、決議した「農業施策の充実に関する要請」を岩手県農林水産部長、岩手県議会議長に対して要請しました。11月30日には、岩手県選出国会議員に対しても要請活動を行なうこととしています。

【被表彰者】

1 農政・農事功労者表彰
   農政功労者 
    奥州市    千 葉    武
    大船渡市  鈴 木 幸 雄

   農事功労者
    奥州市  岩 渕 壽 子

2 永年勤続農業委員・農地利用最適化推進委員表彰
    北上市  佐 藤 幸太郎

3 農業委員会等活動表彰
(1)活動記録部門

  ア 農業委員会部門
       
    北上市農業委員会          
    遠野市農業委員会          
    雫石町農業委員会
         
  イ 農業委員部門
 
    盛岡市  藤 原 一 夫
    盛岡市  佐々木 忠 政
    花巻市  伊 藤 繁 弘
    北上市  髙 橋 善 郎
    北上市  三 田 隆 治
    久慈市  宇 部   繁
    遠野市  佐々木 敦 緒 
    遠野市  鈴 木 重 徳
    釜石市  久 保 知 久
    奥州市  阿 部 恒 久
    雫石町  菅 原 久 耕
    紫波町  髙 橋 眞由美
    矢巾町  高 橋 義 幸
    矢巾町  漆 原   昇
    平泉町  千 葉 賢 一

(2)農業者年金部門

  ア 農業委員会部門
 
    一関市農業委員会 
    滝沢市農業委員会 
    葛巻町農業委員会 
    岩手町農業委員会 
    矢巾町農業委員会 

  イ 農業委員等部門
 
    花巻市  佐々木 久 雄
    一関市  千 葉 太 郎
    奥州市  菊 地   直
    滝沢市  鈴 木 文 雄
    滝沢市  佐 藤 正 之
    岩手町  中 村 重 信
    岩手町  松 本 良 子
    矢巾町  村 上   悠
    洋野町  宇名澤 秀 吉

(3)全国農業新聞部門

  ア 農業委員会部門
 
    大船渡市農業委員会
    遠野市農業委員会
    一関市農業委員会
    陸前高田市農業委員会
    奥州市農業委員会
    矢巾町農業委員会
    岩泉町農業委員会

  イ 農業委員等部門

    大船渡市   鈴 木 幸 雄
    大船渡市   藤 原 重 信
    大船渡市   岡 澤 成 治
    大船渡市   大 澤 辰 男
    遠野市    佐 藤 芳 夫
    遠野市    佐々木 敦 緒
    遠野市    似田貝 順 一
    遠野市    阿 部 儀 信
    一関市    佐々木 利 夫
    陸前高田市  折 戸 勝 見
    奥州市    佐 藤   俊
    矢巾町    山 岸 加 據

     
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                 【農政・農事功労者受賞者のみなさん】

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                 【岩手県農業会議 佐々木会長 挨拶】
 
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                  【県農林水産部 紺野部長 挨拶】

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                   【県議会 田村議長 挨拶】

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                      【がんばろう三唱】

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             【講師 早稲田大学法学学術院・法学部長 楜澤 能生氏】

【新規就農】平成28年度第5回「農の雇用事業」(29年2月研修開始分)の募集について

 

全国農業会議所(全国新規就農相談センター)では、農業法人等が就業希望者を新たに雇用して、生産技術や経営ノウハウ等を習得させる研修を実施する場合に、研修経費の一部を助成する「農の雇用事業」の平成28年度第5回募集を平成28年10月17日(月)から開始します。

●募集期間:
 平成28年10月17日(月)~12月15日(木)
 ※応募書類は、一般社団法人岩手県農業会議に提出願います(締切日必着)。

●【雇用就農者育成タイプ】 平成28年2月1日から平成28年10月1日の間に正社員として原則45歳未満で採用され、研修開始時点で、正社員としての就業期間が4か月以上となる者。

●【法人独立支援タイプ】 研修開始時点で、当該法人等における就業期間が4か月以上となる者。また、研修開始日時点で原則45歳未満である者。

【「農の雇用事業」ホームページ】
 詳しくは、全国新規就農相談センターホームページをご覧下さい。
 
URL:http://www.nca.or.jp/Be-farmer/nounokoyou/original/