10月2日刊行 よくわかる農政用語集~農に関するキーワード1000~

農政に関する用語を中心に、現代の農についてのキーワードを約1,000語集めてわかりやすく解説した一冊。

書籍や新聞・雑誌、テレビ・ラジオの電波、インターネットには、農政や農業に関するさまざまな言葉・用語があふれています。しかし、その本来の意味や正確な内容については知らない、あるいはうまく説明できないといったことが多いのではないでしょうか。

本書は、農業関係者のみなさんのこうした疑問やニーズにお応えするため、農業の法律や制度・施策をはじめ、農業関係機関・団体、経営や生産技術、食料流通、販売、消費、環境問題などの各分野からおおむね1000語選び、できるだけわかりやすく簡潔に解説・説明を加えています。農業関係者だけでなく、農業高校や農業大学校などの生徒・学生にも参考書としても活用いただける内容です。

【内容】

  1. 法律・行政(法律、組織・機構 他)
  2. 統計(農家等関係、農業経営体関係 他)
  3. 担い手・経営・集落営農(税、担い手・経営体・法人 他)
  4. 土地(農地 他)
  5. 流通・販売(米流通 他)
  6. 農産物・食品安全(食品衛生・表示 他)
  7. 貿易・国際(国際機関・協定 他)
  8. 消費者・環境・農業一般(食・都市との交流・地域おこし 他)

31-31 B6判・276頁 2,000円 10%税込み・送料別

お申し込みは(一社)岩手県農業会議へ FAX019-629-9210

購入申込書(様式)

県内6会場で農業委員・農地利用最適化推進委員ブロック別研修会を開催

9月2日、3日、5日、10日、11日、18日に、県内6会場で農業委員・農地利用最適化推進委員ブロック別研修会を開催したところ、約650名の参加がありました。

研修のねらいを「地域農業マスタープランの実質化に果たす農業委員会組織の役割と活動内容の確認」とし、広域振興局から「市町村のプラン実質化の見極めと工程表の作成状況」、農業委員会から「これまでの農業委員会の取組みと今後の活動計画」を報告して頂き、ブロック内で取り組状況をこれからの計画を共有した後、今回のプランの実質化に当たり、農業委員及び農地利用最適化推進委員の役割とされた「農業者の意向調査、地域での話し合いのコーディネート」について、(一社)岩手県農業会議と(公社)岩手県農業公社の担当が「地域農業マスタープラン実質化・実践マニュアル」に基づいて説明しました。

最後に、全体的な討議を行い、農業委員会の今後の活動について理解を深めましたが、JAとの連携、委員を対象にしたコーディネーター研修の必要性、担当部局との今後の話し合いの区域の調整、プランの実質化の過程であっても農地貸借のあっ旋活動を行う必要があることなどが話題になりました。(一社)岩手県農業会議がやるべきことについは、しっかり対応し農業委員会活動を支援することとしています。

令和元年度 秋の農作業安全月間が始まります

夕暮れ時 もう少しと思う心に ブレーキを」をスローガンに、9月15日(日)から11月15日(金)まで、「秋の農作業安全月間」が始まっています。

秋の農繁期は、日没早まることで、農作業事故の危険性が高まります。ゆとりある計画的な作業、家族には作業場所と帰宅時刻を知らせるなと、事故を防ぐため、日頃から心がけましょう。

県農産園芸課によると、機械を使った作業の事故が年全体の65%を占め、その77%が秋期間に起こっています。また、夕方の時間帯に多くの事故が発生していますが、トラクター運転中の事故は日没後にも発生しています。

地域で声をかけあい、ほ場、道路などの危険場所の確認や農業機械の点検整備を行うとともに、十分な休養と健康管理を行い、安全な農作業に努めましょう。

8月9日刊行 令和元年度版 よくわかる農家の青色申告

青色申告制度、申告の手続き、記帳の実務、確定申告書の作成から申告までを網羅、各種様式の記入例をまじえて、ていねいに解説した最新版の「入門書」です。

令和元年度版は、消費税10%への引き上げと軽減税率や最新の記入例を掲載。あわせて「農業者(個人)の令和元年度所得税の改正のあらまし」も載せています。

-主な内容-

資料   農業者(個人)の令和元年度所得税の改正のあらまし

第1章  青色申告制度のあらまし

第2章  青色申告の手続き

第3章  青色事業専従者給与所得の

      源泉徴収と納付

第4章  簿記記帳の実務

第5章  確定申告書の作成と納税

第6章  消費税の概要

第7章  その他

31-21 A4判・131頁 本体755円(8%税込み815円)・送料別

お申し込みは(一社)岩手県農業会議へ FAX019-629-9210

購入申込書(様式)

【R1.7.31】地域農業マスタープラン話し合いコーディネート手法研修会を開催

7月31日、地域農業マスタープラン話し合いコーディネート手法研修会を盛岡市内で開催し、農業委員・農地利用最適化推進委員、農業委員会事務局職員70名が参加しました。

国では、農地中間管理事業の5年後見直しを行い、農地中間管理事業の推進に関する法律等の一部を改正し、市町村が地域農業マスタープランの実質化に取り組むことになりました。プランの実質化にあたっては、農業委員・農地利用最適化推進委員には地域での話し合いのコーディネート役が期待されていることから、話し合いの手法の一つである、ワークショップ形式の話し合いの企画・運営やコーディネート手法について研修を行いました。

東北農業研究センター 生産基盤研究領域 技術評価グループの安江紘幸主任研究員に「参加者が意見を出しやすい進め方とその意見のまとめ方」と題して講演をいただき、その後、「優良農地をどう守って、次世代につなげていくか」をテーマにグループに分かれてワークショップを行いました。各グループから出された意見を参加者全員の意見として集約するために、投票を行いました。会場全体の意見を集約した結果は下表のとおりです。

ワークショップでは、書くことで意見の整理をして、共有、合意形成を図っていくので、参加者個々の意見が反映されやすいという特徴があります。今回の研修会は参考になったとの感想が多くあった半面、ワークショップ方式の話し合いはハードルが高いとのご意見もありました。農業委員・推進委員の皆さんで研修をされる場合にはお手伝いをしますので、遠慮なくお声がけいただければと思います。