【R1.7.31】地域農業マスタープラン話し合いコーディネート手法研修会を開催

7月31日、地域農業マスタープラン話し合いコーディネート手法研修会を盛岡市内で開催し、農業委員・農地利用最適化推進委員、農業委員会事務局職員70名が参加しました。

国では、農地中間管理事業の5年後見直しを行い、農地中間管理事業の推進に関する法律等の一部を改正し、市町村が地域農業マスタープランの実質化に取り組むことになりました。プランの実質化にあたっては、農業委員・農地利用最適化推進委員には地域での話し合いのコーディネート役が期待されていることから、話し合いの手法の一つである、ワークショップ形式の話し合いの企画・運営やコーディネート手法について研修を行いました。

東北農業研究センター 生産基盤研究領域 技術評価グループの安江紘幸主任研究員に「参加者が意見を出しやすい進め方とその意見のまとめ方」と題して講演をいただき、その後、「優良農地をどう守って、次世代につなげていくか」をテーマにグループに分かれてワークショップを行いました。各グループから出された意見を参加者全員の意見として集約するために、投票を行いました。会場全体の意見を集約した結果は下表のとおりです。

ワークショップでは、書くことで意見の整理をして、共有、合意形成を図っていくので、参加者個々の意見が反映されやすいという特徴があります。今回の研修会は参考になったとの感想が多くあった半面、ワークショップ方式の話し合いはハードルが高いとのご意見もありました。農業委員・推進委員の皆さんで研修をされる場合にはお手伝いをしますので、遠慮なくお声がけいただければと思います。