平成26年度市町村農業委員会会長職務代理者・部会長等研修会を開催しました。

平成27年2月5日、6日の2日間にわたり盛岡市繋において農業委員会会長職務代理者、部会長等を対象とした研修会を開催し、52人が参加しました。
新たな農政改革が推進される中で、農業委員会の業務はこれまで以上に増大しています。特にも、農地中間管理事業等による担い手への農地利用集積や遊休農地対策、農地台帳・地図の整備・公表など、農業委員会系統組織の責務と役割を十分に果たしていくことが必要であり、その中心的な役割を担う会長職務代理者、部会長等に期待される役割が大きくなっているため開催したものです。
講義研修においては農地中間管理事業に関する質疑が集中し、また、グループ討議(4グループ)と2日目の討議結果報告を踏まえた全体会討議には研修全体の7割の時間を充てられ、農業委員会業務の品質向上への取組みや農地利用状況調査・農地利用意向調査の進め方などについて、実践経験をもとにした活発な意見交換が行われました。

 研修内容
【講義】
(1) 農業委員会組織・制度改革について
(2) 農業委員会業務の品質向上に向けた会長職務代理者・部会長等の役割について
(3) 農地中間管理事業の推進状況と今後の展開について
(4) 遊休農地対策の強化について
(5) 担い手・経営者組織の育成について
(6) 農地台帳の整備・公表について 
【グループ討議、全体討議】
(中心となったテーマ)
(1) 農業委員会業務の品質向上(農地転用等法令事務の適正実施、総会・部会の運営等)
(2) 遊休農地対策(農地パトロールの効率実施、農地中間管理機構への対応等)
(3) 農地中間管理事業の推進(農地の利用集積、担い手の育成の視点)

27.2.5、6職務代理者研修会写真