令和元年10月1日から消費税率が「8%」から「10%」に変更され、軽減税率制度が実施されました。この新制度導入により令和元年分(平成31年1月1日から令和元年12月31日)の消費税及び地方消費税の確定申告は、課税取引を旧税率が適用されたものと新税率(標準税率、軽減税率)が適用されたものとに区分する必要があるなど、例年よりも複雑になっています。
本書は、農業者で消費税課税事業者の方のために、令和元年分の消費税確定申告書の作成等を解説した手引書です。申告対象者の範囲や提出書類といった基礎的な内容から、軽減税率制度における農畜産物の適用区分、同制度実施に伴う簡易課税制度のみなし仕入れ率の改正(農業の「事業区分」の見直し)、農業者の勘定科目別「課税取引」「課税取引以外の取引」の例、農業機械など固定資産の購入、売却処分に係る留意点、農協等への農畜産物委託販売に係る課税売上の計算方法の変更、さらに実際の申告書記入の流れまでを掲載。「農業者のため」に特化し、分かりやすく具体的に解説しています。
31-41 A4判・モノクロ・64頁 定価700円 10%税込み・送料別
お申し込みは(一社)岩手県農業会議へ FAX019-629-9210