農業情勢が大きく変化し転換期を迎えているなか、持続的な経営の発展や経営管理能力の向上、次世代を担う人材の育成が必要となっていることから、「これからの法人経営(農業経営)と人材育成・確保について」をテーマに、多様な人材育成や新規就農者への支援に取り組んでいる事例をもとに、農業法人等の今後の経営発展に資するため、県内の農業法人等を対象にセミナーを開催しました。
基調講演では、「激動時代を生かす農業戦略」をテーマに、有限会社木之内農園(熊本県)の木之内均 代表取締役会長(東海大学経営学部経営学科客員教授)を講師に、パネルディスカッションは、「これからの法人経営(農業経営)と人材育成・確保について」をテーマに、岩手大学農学部 佐藤和憲 教授をコーディネーターとして、 (株)西部開発農産 照井勝也 氏、(株)耕野 安藤誠二 氏、コンサルタント 岩渕公二 氏の3名をパネラー、 (有)木之内農園 木之内均 代表取締役会長を助言者としてディスカッションしました。
基調講演、パネルディスカッションとも経営発展の実例でボリュームがあり、時間的にちょっと不足しました(事務局反省です)。
参加者からは、木之内社長の基調講演は、「もっと講演を聞きたかった」「感動した」、「非常に興味深い」、「今後の農業の方向と自分がやらなければいけないことを考える良い機会となった」、パネルディスカッションでは、「人材育成、確保など自身の日頃の悩みと重なる部分があった」、「皆さんの熱意を感じた」などといった感想が出されました。
【基調講演 (有)木之内農園 木之内均 代表取締役会長】
【パネルディスカッション (パネラー)左から照井氏、安藤氏、岩淵氏】
【パネルディスカッション (コーディネーター等)左から 佐藤教授、木之内会長】
【セミナー参加者】