本県では、県内全農業委員会で女性農業委員が登用され、現在84名(県内全農業委員746名)の女性農業委員が女性ならではの感性と視点を活かした活動を展開しています。
改正農業委員会法が来年4月1日に施行されることに伴い、農業委員の選任手続きが公選制から市町村長が議会の同意を得て任命する制度に変更されますが、同改正法では、任命にあたっては、「委員の年齢、性別等に著しい偏りが生じないように配慮しなければならない」と規定されています。
岩手県農業会議、岩手県女性農業委員ポラーノの会では、女性農業委員の登用促進を図るため、4月1日に新体制に移行する県内7市町の市町長及び市町議会議長へ要請活動を行なっています。
これまで、4市町を訪問し、要請活動をしましたが、市町長及び議長からは、農業委員定数の4割は女性を登用する目標があるので、ぜひ、女性が地域からの推薦、公募に対して応募するよう、農業会議、ポラーノの会(会長:松本良子岩手町農業委員会会長)としても働きかけをお願いしたいとのコメントなどをいただきました。
今後、1月25日までに7市町全ての市町長及び市町議会議長への要請活動を行なう予定です。
(写真1)野田釜石市長に対して要望書を手交するポラーノの会廣澤理事
(写真2)佐々木釜石市議会議長への要請書手交
(写真3、4)山本軽米町長、藤川副町長、松浦軽米町議会議長に対して要請活動するポラーノの会松本会長、安藤副会長
(写真5)及川北上市副市長(写真右)に対して要請内容を説明する松本会長(写真中央)、小森理事(写真左)
(写真6)髙橋北上市議会議長への要請書の手交
(写真7)細井西和賀町長(写真右から2人目)、深澤西和賀町議会議長(写真右)に対して要請書を手交する松本会長(写真左から2人目)