優良経営事例の研修と経営マネジメントをテーマとし、農業経営の課題の克服と今後の経営発展に向けた相互研鑽に資するため、県内の認定農業者等を対象に、岩手県農業会議と岩手県認定農業者組織連絡協議会と共催でセミナーを開催しました。
認定農業者等が約100名参加しました。
昨年度までのセミナーと視点を変え、農業経営者の事例発表としましたが、参加者からは、経営の身近な手本だったという意見もあり好評でした。
1 経営事例発表
(1) 松原久美氏(雫石町:酪農、アイスクリーム製造・販売等)
※ 平成25年度日本農業賞受賞
(2) 田村真理子氏(八幡平市:野菜等)
※ いわてアグリフロンティアスクール アグリ管理士
(3) 北田晴男氏(盛岡市:りんご等)
※ いわてアグリフロンティアスクール アグリ管理士
(4) (有)ファーム菅久(菅原久耕氏 雫石町:水稲等)
※ 平成26年度日本農業賞受賞
⇒ 農業経営者として、どのように発展して行くか、経営理念、販売戦略などを発表していただきました。
2 講演
岩手大学名誉教授 木村伸男
「いきづまりから発展へ!」
~ これからの我が家の農業をどう発展させるか ~
⇒ 「成長 → 壁(いきづまり) → 成長」の過程で「いきづまり現象」打破するため、
① 家から経営を独立すること
② 経営管理体制の組織化(作業ではなく、営業+事業+財務)
③ 新たな経営目的
④ 生産者から経営者へ
について、事例を説明していただきながら、わかりやすく講演していただきました。