金ヶ崎町農業委員会
文書送付で遊休農地所有者の意識を啓発
1.文書指導契機に所有者からの相談が増加
金ヶ崎町農業委員会は、各地区の担当委員が遊休農地と違反転用農地についてパトロールを行い、違反転用農地12件と遊休化した農地19件を把握した。
今回把握したそれぞれの農地について、今回はじめて文書による指導を行ったところ、所有者が農業委員会に相談するケースが増えた。
このうち違反転用については、9件について所有者に対する文書指導を行ったが、違反状態の解消に向けて相談が来ており対応を進めている。
遊休農地に関しては、11件について、その問題点等を示しながら雑草の除去と貸し借り等の相談を文書で促したところ、耕作者を探してほしい、買い手を探してほしいなどの相談が出てきており対応を進めている。
2.移動農業委員会でも相談対応
このほか金ヶ崎町農業委員会では、地域に出向いた移動相談会を平成15年度はじめたが、このなかでも遊休農地所有者等の相談に応じており、翌年から作付けしたいという回答が5件あった。また、受け手を探してほしいとの依頼も5件あり対応にあたっている。